和名:ウスバキトンボ
学名:Pantala flavescens
大きさ:約 45 mm (腹長 31~32、後翅 約40 mm)
採集できる季節:5〜10
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前で採集されました。
説明:移動力(いどうりょく:長く飛んでゆくちから)がつよく、毎年(まいとし)夏のはじめに、南の島の方から北海道(ほっかいどう)まで飛んできます。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、西南諸島(せいなんしょとう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 全体(ぜんたい)にオレンジ色(あわいちゃいろ)っぽく、小さいくろい斑点(はんてん)があります。
  • 成熟(せいじゅく:おとなになること)した♂は、腹部(ふくぶ:おなか)のせなか側が、赤みがかっていることがあります。
  • 翅(はね)のはじっこにあるオレンジ色の紋(もん)、縁紋(えんもん)とよびますが、これの内側(うちがわ:体に近い側)と外側(そとがわ)のせんが平行(へいこう)にならず、そとがわがななめになっています。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

日本産トンボ幼虫・成虫検索図説 東海大学出版会

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館